東北大学バスケットボール連盟

2003東北大学リーグ 一部2次リーグ

第4回 東北大学バスケットボールリーグ 一部2次リーグ 結果
期間:10月17日(金)~19日(日)
場所:能代山本スポーツリゾートセンターアリナス

男子の部
秋田経法大学 97 24-13 69 仙台大学
21-18
19-17
33-21
[戦評]序盤から経法大は⑰佐々木、⑫笹のオフェンスが冴え24-13とリードを広げ1Qを終了する。2Q、仙台大は⑪阿部の3P、⑧水野のミドルシュートでリズムをつかみ出すが経法大も⑫笹のインサイドで踏ん張り、経法大が45-31で折り返す。後半開始早々、仙台大は⑪阿部、⑤武内の3Pを中心に攻め立てるが対する経法大は⑰佐々木の3Pで対抗しリードを保つ。4Q仙台大は逆転を狙う3P攻勢を仕掛けるが、シュートが思うように決まらない。対する経法大はリバウンドを支配し⑭菅、⑮菊地らのインサイド陣で着実に得点しリードを広げ、仙台大に快勝した。

経法大 ⑥山中20P 6R ⑫笹20P 8R ⑰佐々木21P(3P4本) 5R

仙台大 ⑤武内17P ⑩午来7R ⑪阿部21P(3P5本)

東北学院大学 87 20-24 55 岩手大学
17-19
24- 6
26- 6
[戦評]でだし学院大が⑬一戸のシュートでリードを奪うが、岩手大は確実にディフェンスリバウンドを支配しリードを広げさせない。さらに岩手大は⑥高橋のミドルシュート、⑱熊谷のゴール下で逆転し1Qを終了。2Qも学院大はディフェンスが機能せず岩手大は⑱熊谷のゴール下でリードを6点に広げ前半終了。後半になると学院大のディフェンスのプレッシャーが厳しくなり岩手大は苦しいシュートが多くなる。学院大は⑦木村の3P、カットイン、アシストで⑬一戸、⑨加藤などのインサイドのオフェンスにもリズムが生まれ岩手大を引き離し、4Qになってもその流れは変わらず、力の違いをみせつけた。

学院大 ④松田7R ⑦木村7A ⑨加藤18P 9R ⑬一戸21P ⑭鈴木10R ⑰柴田6R

岩手大 ④阿部7R ⑥高橋16P ⑱熊谷22P 7R

秋田経法大学 89 34-22 56 岩手大学
15-13
25- 8
15-13
[戦評]開始から経法大は激しいディフェンスから速攻へとつなげ自分達のリズムで試合を進める。対する岩手大は⑥高橋、⑱熊谷の1対1で対抗し34-22とハイスコアの展開になる。2Q、岩手大のディフェンスが機能し始め経法大のミスを誘う。しかし経法大も⑰佐々木の3Pや⑥山中のリバウンドからの2次攻撃で点差を縮めさせない。後半に入ると経法大はオールコートプレスから岩手大のリズムを崩し、リードを広げる。経法大はメンバーチェンジ後も流れを渡さず終わってみれば経法大が33点差と快勝した。

経法大 ④柚木6R ⑥山中5R ⑫笹15P 5R ⑰佐々木20P(3P4本)

岩手大 ④阿部9R ⑫藤原(勇)6R ⑱熊谷18P

東北学院大学 98 29-19 81 仙台大学
20-21
26-18
23-23
[戦評]1Qでだし、仙台大は3Pとミドルシュートを狙うが確率が低く、学院大はリバウンドを支配しそこから速攻につなげ得点、⑭鈴木のミドルシュートも高確率で決まり10点のリードを奪う。2Q、仙台大学は⑤武内の2連続シュート、⑩午来のバスカン、⑨佐藤の1対1で追いすがるが学院大もリバウンドを支配し簡単には追いつかせない。3Qに入り学院大は⑨加藤、⑭鈴木のゴール下とミドルシュートでリードを広げる。対する仙台大も⑤武内や⑥三谷が3Pを狙うが決めることができず、学院大は残り3分には最大22点差をつけるが仙台大はディフェンスを変化させペースをつかみ3連続3Pで粘りを見せる。4Qに入り仙台大はさらにディフェンスのプレッシャーを厳しくし、学院大のミスを誘うも最後まで攻め続けた学院大が勝利した。

学院大 ④松田8R ⑦木村7R 7A ⑨加藤28P ⑬一戸21P ⑭鈴木22P 7R

仙台大 ⑤武内22P ⑨佐藤(崇)5R ⑩午来11R ⑪阿部17P

仙台大学 106 29-19 80 岩手大学
22-13
28-22
27-26
[戦評]序盤から岩手大が堅いディフェンスから流れをつかむ。しかし1Q5分過ぎ、仙台大④佐藤(大)の3連続3Pから仙台大はペースをつかむ。2Q、仙台大は⑪阿部の1対1得点でリードを広げる。対する岩手大も⑥高橋のジャンプシュート、⑰松久保のゴール下で対抗するが仙台大の厳しいディフェンスの前にペースをつかめない。その後、仙台大は⑤武内の1対1、岩手大は④阿部のリバウンドシュートや⑥高橋のジャンプシュートと一進一退の攻防が続く。4Qに岩手大は3P攻勢に出るも時遅く、仙台大が3位の座を守った。

仙台大 ④佐藤(大)25P(3P5本) ⑤武内27P ⑩午来8R ⑪阿部28P(3P4本)

岩手大 ④阿部19R ⑥高橋(太)21P ⑬高橋(和)15P(3P5本)

東北学院大学 84 22-15 58 秋田経法大学
22-14
14-15
26-14
[戦評]序盤から学院大は⑬一戸を中心に得点していく。対する経法大も⑫笹のインサイドで得点していく。一進一退の学院大⑨加藤がリバウンドを支配し徐々に学院大がリードを広げていく。2Qになっても学院大はアウトサイドを中心に得点していく。経法大も⑰佐々木の1対1、⑫笹のインサイドから得点していくも点差を縮めることができない。しかし3Q、経法大⑥山中が高確率でシュートを決め反撃体制へ。しかし要所で⑬一戸がシュートを決め流れを渡さない。4Qには学院大⑦木村の3Pから一気にリードを奪い、終わってみれば26点差をつけ4年連続25回目の優勝を決めた。

学院大 ⑨加藤16P 11R ⑬一戸28P

経法大 ⑫笹22P 11R ⑰佐々木15P

女子の部
仙台大学 77 18-20 62 福島大学
22-17
18-12
19-13
[戦評]仙台大は⑫山本のゴール下でリードを奪う。対する福島大は④及川、⑥菅野のシュートで対抗し福島大2点リードで1Qを終了。2Q仙台大は④山内のドライブ、ジャンプシュートが決まり逆転に成功。福島大も⑩大河内のゴール下で踏ん張るが終了直前に仙台大⑤原田の3Pで前半3点リードで折り返す。3Q、お互いシュートが決まらず仙台大④山内の連続3Pをきっかけにリードを広げる。4Q、仙台大は⑫山本のインサイド、⑧澁谷の3Pが決まりさらにリードを広げる。対する福島大④及川がジャンプシュート、3Pと孤軍奮闘し点差を縮めるが時すでに遅く、仙台大が辛勝。

仙台大 ④山内20P 5R ⑤原田15P 10R ⑧澁谷12P ⑫山本17P

福島大 ④及川26P 5R ⑨松田5R ⑩大河内7R

東北学院大学 90 31-13 79 富士大学
17-27
21-19
21-20
[戦評]でだしから学院大は外からのオフェンスを中心にテンポ良く得点していく。対する富士大は学院大の厳しいディフェンスの前にミスを連発してしまい、1Qを31-13の学院大で折り返した。2Q、富士大はディフェンスをゾーンに変え、学院大は攻略することができない。富士大はここから一気に学院大を猛追。3Qになっても富士大はマンツーマン、ゾーンを巧みに変化させ学院大にリズムを渡さないものの、ファウルからのフリースローで学院大も簡単には逆転をさせない。4Qでだしに富士大はインサイドから次々に得点し射程距離に捕らえたものの、学院大は⑧工藤のバスカンをきっかけにペースアップ。富士大はファウルトラブルもあり最後の最後で追いつくことができなかった。

学院大 ⑧工藤23P(3P4本) ⑨青山27P(3P4本) ⑬三戸18P 5R

富士大 ④石田18P ⑧舘7R ⑨趙7R ⑩中村20P 9R ⑪下佐6R

仙台大学 85 33-14 65 富士大学
20-17
20-21
12-13
[戦評]でだしから仙台大は⑧澁谷の3Pでペースをつかみリードを奪う。対する富士大は仙台大の厳しいディフェンスの前に苦しいシュートを強いられる。1Qを大量リードで終わり2Q、富士大⑤京谷のシュートが高確率で決まり追い上げを図る。しかし仙台大も⑬関根がリバウンドを拾い2次攻撃から点差を縮めさせない。その後も一進一退の攻防が続く中、仙台大⑦國分の1対1、⑫山本のインサイドでペースを富士大に渡さない。対する富士大も④石田の3Pや⑩中村がインサイドで踏ん張るも地力に勝る仙台大が快勝した。

仙台大 ⑤原田5R ⑦國分21P ⑧澁谷20P(3P4本) ⑫山本8R ⑬関根17P

富士大 ⑤京谷19P ⑩中村8R

東北学院大学 87 19-16 65 福島大学
14-24
34-12
20-13
[戦評]開始からお互いに一進一退の攻防を繰り広げる。試合が動き出したのは2Q。福島大の④及川のバスカンをきっかけに一気に逆転していく。対する学院大は⑨青山のファウルトラブルもあり苦しい展開に。福島大はディフェンスリバウンドを支配しリードを広げ40-33で前半を終了。3Q、学院大は⑧工藤の3Pから流れをつかみ2分で逆転に成功。その後も一進一退の攻防が続く中、学院大⑨青山のバスカンからもう一度流れをつかみリードを広げた。福島大も必死に追いすがるも最後は学院大が力でねじ伏せた。

学院大 ⑧工藤18P ⑨青山24P 5A ⑬三戸10R

福島大 ④及川21P ⑥菅野5A ⑩大河内6R

富士大学 65 8-22 58 福島大学
16- 9
25-18
16- 9
[戦評]1Q開始から福島大は④及川の1対1を中心にリードを奪う。富士大も④石田で突破口を広げようとするも福島大の堅いディフェンスを崩すことができない。何とかしたい富士大は2Qからディフェンスをゾーンに変えリズムを変える。福島大はこれに対しミスを連発しリズムをつかんだ富士大は④石田、⑪下佐のテンポ良いシュートでその差を縮めていく。3Qになってもゾーンを攻略できない福島大は苦しいシュートを強いられ苦しい展開に。終了間際には⑪下佐のフリースローで同点に追いつく。4Q、一進一退の攻防が続く中富士大はディフェンスを変化させリズムを福島大に渡さない。富士大は絶妙なタイミングで⑩中村がリバウンドを支配し富士大は速攻からリードを広げ力で福島大をねじ伏せた。

富士大 ④石田21P ⑩中村10R ⑪下佐18P

福島大 ④及川17P 5A ⑨松田5R

東北学院大学 78 21-13 60 仙台大学
22-19
20- 9
15-19
[戦評]開始からお互い点の入れあいとなる。学院大は⑧工藤のカットインを中心に、仙台大はアウトサイドからテンポ良く得点していく。試合が動いたのは1Q6分、⑧工藤の3Pが決まると学院大は立て続けに得点しリードを広げ、仙台大はたまらずタイムアウト。落ち着きを取り戻した仙台大は⑦國分の2連続3Pで追い上げるも学院大も⑨青山の3Pがタイムリーに決まり一進一退の攻防が続く。3Q、3Pの入らない仙台大からリバウンドを支配し速攻へつなげ最大22点のリードを奪う。仙台大も何とか突破口を開こうとするも学院大の堅いディフェンスに苦しいシュートが続き得点できない。4Q、仙台大⑧澁谷がカットインから得点するも学院大は⑧工藤がとどめの3Pを決め、14年連続16回目の優勝を決めた。

学院大 ⑦渡邊10R ⑧工藤26P(3P4本) ⑨青山25P(3P5本)

仙台大 ⑤原田8R ⑦國分17P ⑬関根6R

最終順位
男 子 勝 – 敗 順位 女 子 勝 – 敗
東北学院大学 7-0 1 東北学院大学 6-1
秋田経済法科大学 5-2 2 仙台大学 6-1
仙台大学 3-4 3 富士大学 3-4
岩手大学 1-6 4 福島大学 1-6
※女子の1,2位はゴールアベレージによる。
個人賞
加藤 真 東北学院大学 最優秀選手賞 青山 景子 東北学院大学
柚木 毅 秋田経法大学 敢闘賞 山内 晴美 仙台大学
木村 洋人 東北学院大学 優 秀選手賞 渡邊 佳奈 東北学院大学
一戸 誠也 東北学院大学 優秀選手賞 工藤 朋美 東北学院大学
笹 義仁 秋田経法大学 優秀選手 賞 山本 結 仙台大学
阿部 一貴 仙台大学 得点王 及川 公子 福島大学
阿部 一貴 仙台大学 3P王 石田 恵 富士大学
阿部 敬太 岩手大学 リバウンド王 中村 友子 富士大学
木村 洋人 東北学院大学 アシスト王 及川 公子 福島大学