東北大学バスケットボール連盟

2002東北大学リーグ 一部2次リーグ

第3回 東北大学バスケットボールリーグ 一部2次リーグ 結果
期間:10月25(金)26(土)27(日)
場所:東北学院大学泉キャンパス体育館

個人データにつきましては、得点15点以上、リバウンド、アシストは5本以上、またはダブルダブル(3部門の内、2部門で二桁の数字)のみの選手を載せています。

男子の部
東北学院大 110 31-21 66 青森大学
26-16
24-10
29-19
[戦評]1Q開始から学院大は⑤高橋を中心に立て続けに得点していく。対する青森大はたまらずタイムアウト。タイムアウト後、⑥長谷川を中心に立て直しをはかるも学院大の勢いは止まらない。2Qに入っても学院大のペースは変わらず。3Q開始、お互いミスが目立ちお互いリズムに乗れない。しかし徐々に学院大の速攻が出始めペースをもっていく。結局4Qも学院大のペースは変わらず学院大が全員出場の余裕を見せた。
学院大 ⑤高橋15P ⑩齋藤7R ⑭加藤16P 6R ⑯志村5R
青森大 ⑥長谷川27P 7R
秋田経法大 87 20-24 55 岩手大学
17-19
24- 6
26- 6
[戦評]でだし学院大が⑬一戸のシュートでリードを奪うが、岩手大は確実にディフェンスリバウンドを支配しリードを広げさせない。さらに岩手大は⑥高橋のミドルシュート、⑱熊谷のゴール下で逆転し1Qを終了。2Qも学院大はディフェンスが機能せず岩手大は⑱熊谷のゴール下でリードを6点に広げ前半終了。後半になると学院大のディフェンスのプレッシャーが厳しくなり岩手大は苦しいシュートが多くなる。学院大は⑦木村の3P、カットイン、アシストで⑬一戸、⑨加藤などのインサイドのオフェンスにもリズムが生まれ岩手大を引き離し、4Qになってもその流れは変わらず、力の違いをみせつけた。
学院大 ④松田7R ⑦木村7A ⑨加藤18P 9R ⑬一戸21P ⑭鈴木10R ⑰柴田6R
岩手大 ④阿部7R ⑥高橋16P ⑱熊谷22P 7R
秋田経法大学 87 18-28 84 仙台大学
23-19
18-14
9-6
[戦評]お互いマンツーマンでスタート。経法大は⑥柚木と⑭笹のインサイドを中心に攻め立てる。一方の仙台大は⑪武内を中心に早い展開に持ち込みリードを奪う。しかし経法大も⑬山本が踏ん張り前半を6点差で折り返す。3Q、⑮阿部が次々に得点しリードを広げようとするも⑥柚木のインサイド、⑬山本の1on1で食らいつき、延長戦へ持ち込む。延長開始から疲労の見える仙台大はファウルがかさみ、フリースローを⑭笹がしっかりと決め、経法大が激戦を制した。
経法大 ⑥柚木18P 11R ⑬山本24P ⑭笹14P 11R ⑯中村5R
仙台大 ⑨佐藤(大)16P 5A ⑩水野16P 8R ⑪武内8R ⑮阿部19P 5R ⑯佐藤(崇)5R ⑰午来5R
秋田経法大 73 17-15 53 青森大学
22-17
17-10
17-11
[戦評]1Q開始早々、経法大は⑥柚木、⑭笹のインサイドを中心に攻める。対する青森大は⑬熊谷のアウトサイドで対抗し、両チーム譲らず経法大が2点リードで1Qを終了。2Qに入ると経法大はインサイドに加え⑬山本のアウトサイド攻勢に対し、青森大は1Qのペースと変わらず経法大が7点リードで前半を折り返す。3Q開始から経法大はディフェンスからリズムをつかみだし、青森大の足を止める。4Qに入っても経法大のペースは変わらず75-53と青森大をねじ伏せた。
経法大 ⑥柚木5R ⑩山中7R ⑬山本24P ⑭笹22P 10R
青森大 ⑤中村16P 5R ⑥長谷川6R ⑨兼平7R ⑬熊谷18P 5R
東北学院大学 90 31-13 74 仙台大学
23-21
24-13
17-27
[戦評]1Q開始から学院大⑤高橋の連続得点で一気にリードを奪う。その後も⑭加藤がオフェンスリバウンドを次々に取り、さらにリードを広げる。一方の仙台大は学院大のインサイドを果敢に攻めるも高さのある学院大を攻め切れない。2Q学院大⑤高橋、⑨松田のミドルシュートが高確率で決まり学院大は勢いにのる。仙台大は3Pで攻めるが差はなかなか縮まらない。3Q、学院大は仙台大のお株を奪うように速攻を次々にくりだしリードを広げる。4Q仙台大はプレスを仕掛けるも時すでに遅く、学院大が大勝した。
学院大 ④村岡5A ⑤高橋26P ⑨松田15P ⑭加藤18P 7R 6A
仙台大 ⑤片桐5R ⑩水野5R ⑰午来5R
仙台大学 103 25-11 60 青森大学
29-20
21-9
28-20
[戦評]試合開始直後から仙台大の速攻が決まり試合の主導権を握る。青森大⑥長谷川がオフェンスリバウンドなどインサイドで奮起するも仙台大のペースは変わらない。3Qになっても仙台大の激しいディフェンスの前に思うように得点できない。逆に仙台大は得意の速い展開と、⑫三谷の3Pで着実に得点していきさらに突き放す。4Q、青森大が意地を見せるも仙台大のペースは変わらず仙台大が勝利した。
仙台大 ④角谷8A ⑨佐藤(大)15P ⑩水野12P 10R ⑫三谷20P(3P7本) ⑮阿部6R
青森大 ⑥長谷川26P 15R
東北学院大 73 22-16 64 秋田経法大学
7-13
26-16
18-19
[戦評]1Qからお互い早い展開でゲームが進む。両チーム一進一退の攻防の中、学院大⑤高橋がダンクシュートを決め、流れは一気に学院大へ。これに必死に食らい付く経法大は1Qを6点差で折り返す。2Q、経法大がディフェンスで仕掛け流れを掴み、⑬山本の連続ポイントで同点に追いつく。3Q、学院大もディフェンスを仕掛け④村岡の連続3Pや⑭加藤のミドルシュートで突き放しにかかるも経法大のインサイド陣が踏ん張る。4Q、経法大⑬山本、⑯中村が学院大のゾーンを攻めるも、学院大は要所でしっかりとシュートを決め、3連覇を達成した。
学院大 ④村岡17P ⑤高橋17P ⑭加藤20P 6R
経法大 ⑥柚木7R ⑩山中5R ⑬山本34P(3P4本) ⑯中村11R
女子の部
福島大学 68 20-9 63 仙台大学
21-19
12-18
15-17
[戦評]お互いマンツーマンでスタート。福島大は⑦菅野を中心にインサイドで一気に攻め立て20-9とリードを奪う。2Q開始、福島大⑥及川、⑦菅野が次々に得点しリードを広げるも仙台大の激しいプレスディフェンスに福島大はミスが目立ち始め、徐々に点差を縮められていく。3Q、仙台大⑦山内のカットイン、3Pで10点差と射程距離にする。4Q、仙台大はなおもプレスディフェンスで何とか点差を縮めようとするも要所をしっかりと押さえた福島大が大きな1勝を手にした。
福島大 ⑥及川18P 6R ⑦菅野5R ⑧吉田6A ⑬大河内16P 8R
仙台大 ⑦山内20P ⑨原田5R
東北学院大学 108 31-25 85 富士大学
22-24
25-19
30-17
[戦評]1Q開始からお互い緒戦の硬さからかミスが目立つ。富士大はリバウンドからの速攻と④下佐、⑥中村のインサイドを中心にリードを奪う。しかし学院大は⑧渡部のカットイン、⑨青山の3Pで逆転に成功。3Q富士大は学院大の堅いディフェンスを攻めあがくも学院大もミスが続き点差を広げられない。しかし4Q途中出場の⑥齋藤のバスカンを皮切りに⑤鈴木もインサイドで奮闘。疲れの見える富士大は学院大の早い展開についていけず、学院大が意地を見せた。
学院大 ⑥齋藤16P ⑦5R ⑧渡部18P 7R 6A ⑨青山27P(3P6本) ⑬赤松13A ⑭渡邊15P 6R
富士大 ④下佐22P 11R ⑤中村21P 6R ⑥石田28P(3P4本)8A
東北学院大学 66 13-11 65 富士大学
13-17
17-20
23-12
[戦評]でだしから仙台大は⑧澁谷の3Pでペースをつかみリードを奪う。対する富士大は仙台大の厳しいディフェンスの前に苦しいシュートを強いられる。1Qを大量リードで終わり2Q、富士大⑤京谷のシュートが高確率で決まり追い上げを図る。しかし仙台大も⑬関根がリバウンドを拾い2次攻撃から点差を縮めさせない。その後も一進一退の攻防が続く中、仙台大⑦國分の1対1、⑫山本のインサイドでペースを富士大に渡さない。対する富士大も④石田の3Pや⑩中村がインサイドで踏ん張るも地力に勝る仙台大が快勝した。

仙台大 ⑤原田5R ⑦國分21P ⑧澁谷20P(3P4本) ⑫山本8R ⑬関根17P
富士大 ⑤京谷19P ⑩中村8R

東北学院大学 87 19-16 60 福島大学
14-24
34-12
20-13
[戦評]1Q開始から学院大は⑧渡部、⑨青山、⑭渡邊がバランス良く加点する。対する福島大は⑥及川のカットインで対抗。オフェンスリバウンドにも積極的に絡みリードを奪う。一進一体のまま3Qへ。福島大は⑦菅野のインサイド、⑩松田の3Pでリードを広げる。4Q、学院大はディフェンスを厳しくしスティールを連発。たまらず福島大はタイムアウト。しかし学院大⑨青山、⑧渡部の連続得点で一気に逆転。福島大も粘るが学院大の勢いを止められず、学院大が粘る福島大を振り切った。

学院大 ⑦布田5R ⑧渡部21P ⑨青山17P ⑭渡邊6R

仙台大学 85 25-11 64 富士大学
21-19
17-6
23-28
[戦評]両チームとも開始の堅さからなかなかシュートが決まらない。富士大⑨今野が3Pを決めると、負けじと仙台大⑦山内が入れ返す。仙台大は果敢にリバウンドに飛び込みペースを握る。仙台大は得意の早い展開に持ち込みリードを広げる。仙台大ペースのまま4Qへ。富士大はプレスを仕掛け仙台大のミスを誘い、追い上げるも時すでに遅く仙台大が富士大を圧倒した。

仙台大 ④和久16P 9R ⑦山内6A ⑧鎌田22P(3P6本) 6R ⑨原田5R ⑪澁谷16P
富士大 ④下佐6R ⑤中村5R ⑥石田20P(3P4本)

富士大学 67 12-17 63 福島大学
29-13
10-18
16-15
[戦評]1Qから両者共インサイド中心に攻め、2Q富士大④下佐、⑥石田のシュートで流れを掴むと残り2分からプレスを仕掛け、福島大を一気に離しにかかる。3Qでだし富士大はミスが目立ち、福島大はこのチャンスを生かし一気に同点まで追いつく。4Q、富士大⑤中村がゴール下を決めれば、負けじと福島大⑦菅野が入れ返す。お互い一歩も譲らない展開で進む中、残り2分で富士大⑤中村がファウルアウト。福島大はこれを機にインサイドを攻めるが富士大④下佐が踏ん張り、富士大が逃げきった。

富士大 ④下佐20P 9R ⑤中村19P 10R
福島大 ⑥及川21P 11R ⑦菅野24P ⑧吉田5R

東北学院大学 87 21-15 74 仙台大学
25-14
26-20
15-25
[戦評]1Q開始から仙台大は連続3Pでリードを奪い、学院大が早めのタイムアウト。これを機に学院大は⑦布田のインサイドプレイや⑭渡邊のバスカンで一気に逆転する。2Q、学院大は仙台大のアウトサイドを封じ、オフェンスでは⑨青山がミドルシュートを次々に決めリードを広げる。3Q、仙台大はゾーンに切り替えるも、学院大⑨青山の連続3Pでゾーンを攻略する。4Q、仙台大はプレスから学院大のミスを誘い得点するも単発で終わり、学院大が12年連続15回目の優勝を手にした。

学院大 ⑦布田5R ⑧渡部17P ⑨青山32P(3P4本) 5A ⑭渡邊18P 5R
仙台大 ⑦山内15P ⑩坂本6R ⑪澁谷22P 5R

最終順位
男 子 勝 – 敗 順位 女 子 勝 – 敗
東北学院大学 7-0(勝ち点14) 1 東北学院大学 6-1(勝ち点13)
秋田経済法科大学 5-2(勝ち点12) 2 仙台大学 5-2(勝ち点12)
仙台大学 3-4(勝ち点10) 3 富士大学 3-4(勝ち点10)
青森大学 1-6(勝ち点8) 4 福島大学 2-5(勝ち点9)
※女子の1,2位はゴールアベレージによる。
個人賞
高橋 憲一 東北学院大学⑤ 最優秀選手賞 青山 景子 東北学院大学⑨
柚木 毅 秋田経済法科大学⑥ 敢闘賞 和久 夕紀子 仙台大学④
加藤 真 東北学院大学⑭ 優 秀選手賞 渡部 真紀子 東北学院大学⑧
山本 吉昭 秋田経済法科大学⑬ 優秀選手賞 山内 晴美 仙台大学⑦
阿部 一貴 仙台大学⑮ 優秀選手 賞 石田 恵 富士大学
高橋 憲一 東北学院大学⑤ 149点 得点王 青山 景子 東北学院大学⑨ 140点
三谷 篤志 仙台大学⑫ 24本 3P王 青山 景子 東北学院大学⑨ 27本
柚木 毅 秋田経済法科大学⑥ 52本 リバウンド王 下佐 裕美 富士大学④ 51本
角谷 俊輔 仙台大学④ 19本 アシスト王 山内 晴美 仙台大学⑦ 52本